「途中途中で夢のような、さまざまなイメージが浮かんできました」(Uさん・女性)
カウンセリングのお仕事をされているUさんに、クラニオセイクラルバイオダイナミクスのセッションを受けていただきました。
言語的なセラピーの限界を感じ、身体的なアプローチを探す中で、クラニオバイオを見つけてくださったそうです。
そんなUさんのご感想はこちらです。
初めてのクラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、とても不思議な体験でした。
施術は、本当に“触れているだけ”という感じ。
それなのに、気がつくと触れられている感覚すらなくなっているのです。
施術中は、ほとんど眠っていたような感覚で、途中途中で夢のような、さまざまなイメージが浮かんできました。
ただ、うまくつかみきれない部分も多く、「普段どれだけ自分の感覚を意識していないか」を思い知らされた気がします。
それでも、こんな感覚をはっきりと感じることができました。
1. 前半、意識の中で「お父さん」と少し叫んだ(笑)
2. 頭に触れられているとき、頭の中を渦が巻くようにぐるぐると感じた(嫌な感覚ではない)
3. 途中、左腕が身体の外側に弾けるように勝手に動いた
4. 腕から手にかけて、サーッと何かが流れていくように感じた
最後の方はすっかりその場に馴染み、ただゆっくりと横たわっている心地よさを味わっていました。
自分では「鈍感」だと思っていた私が、こんなふうに感覚をキャッチできたこと自体に驚きです。
施術後は、目もじんじんモヤモヤしていた頭もすっきりし、腰の違和感もなくなりました。
ベッドに横たわったとき、背中がぺったりと着き、立ち上がったときも、整体を受けた後のように足がまっすぐスッと立ち、グラウンディングがしっかりできているのを感じました。
そのグラウンディング感覚は翌日、翌々日も持続。
坐骨でしっかり座れるようになり、長らく胸呼吸になっていたのが、自然とお腹で呼吸できるようになっているのにも気づきました。
さらに、便通が良くなるなどの変化もありました。
身体が楽になって、受けてみて本当に良かったです。
「お父さん」と叫んだことについての答え合わせが、いつかできるといいなと思っています(笑)
今回は、クラニオセイクラル・バイオダイナミクスのトレーニングを受けるか検討するために施術をお願いしましたが、クラニオについての質問にも快く答えてくださり、その面白さや奥深さを知って、ますます興味が深まりました。
ありがとうございました。
セッションをする前、Uさんは「身体を感じるのが得意ではないので、セッションの効果があるか」と心配されていました。
しかし、セッションをする前に、私がニュートラルの準備をしている段階で、Uさんの身体はすでに変化が始まっていました。
「はや!もう変化してる!」
と心の中で思ったほど。
「身体を感じるのが得意ではない」と、今までセッションを受けてこられた方から何回か言われることがあります。
ダンサーや瞑想家などでないとクラニオバイオの変化は感じられないのでは…と思うようです。
しかし、今まで、編集者やライター、会社経営者など、頭脳労働をフルでするような方達のほうが、むしろ初回で劇的な変化を感じ、感動されたりもしていました。
私もクラニオバイオを初めて受けたときは編集者をしていて頭を使うことが多かったですが、初回で第一次呼吸を知覚し、この世界にハマって今に至ります。
というわけで、身体を感じられないと思っていても、実は自分が意識している以上に身体を感じている可能性はあります。
私の経験では、瞑想家、芸術家、アスリートだけでなく、「感覚を通して言語を使っている方」、つまりカウンセラーも、クラニオバイオのセッションで何が起こっているのかを感じ取りやすいように思います。
現代はSNS時代で、自分の気持ちを言語で表現される方が多いです。
また、人との関係性に敏感な人も少なくありません。
そういった意味で、クラニオバイオの変化を受け取れる方は、たくさんいらっしゃる気がします。
なので、クラニオバイオに興味をもたれたら、まず気軽にセッションにいらしてください。
Uさん、セッションを受けていただき、本当にありがとうございました。
やさしい笑顔が印象的で、Uさんのセラピーも広がるといいなと心から思いました。