「自律神経を整える施術」を探している方へ。クラニオセイクラルバイオダイナミクスの自律神経調整の特徴。
私が行っているクラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、もともと「身体が本来持っている自己治癒力・自己調整力を引き出す」タイプのワークです。
でも、ここ最近はとくに施術のなかで「自律神経の調整」をすることが増えたな、と感じています。
それは、好奇心からクラニオバイオを試してみたい、というよりも、「体調がつらい」「なんとか整えたい」というクライアントさんが増えたから。その意味で、自律神経へのアプローチはほぼ必須になってきました。

多くのケースでは、まず交感神経の過緊張がゆるみ、その結果として「副交感神経のスイッチが自然に入る」ようなことが起こります。からだが深いところからふわっとゆるみ、「施術の持ちが良くなった気がする」とおっしゃる方もいました(クライアントさんのご感想)。やったー。
また、街を歩いていると「自律神経整体」といった看板もよく見かけます。それだけ「自律神経を整えたい」と感じている方が多いのだろうと想像します。
この記事では、「自律神経調整」という視点から見たときに、クラニオセイクラル・バイオダイナミクス(以下、クラニオバイオ)が他の施術と比べてどんな特徴を持っているのかを、なるべくやさしくまとめたいと思います。
(1)自律神経への「入口」をいくつも使えるワーク
自律神経にアプローチする方法は、ざっくり分けると次のようなパターンがあると考えられます。
■ 自律神経の「関連する箇所や臓器など」からアプローチする
…鍼灸や整体、ツボ押し、腸セラピー、クラニオセイクラル系のワークなど
■ 自律神経の「司令塔(脳)」が落ち着きやすいようサポートする
…お薬などの医療的な処置、そしてクラニオセイクラルバイオダイナミクスの頭部へのアプローチなど
■ 香りから自律神経にアプローチする
…アロマテラピー
■ 感覚から自律神経にアプローチする
…たとえば Somatic Experiencing(トラウマセラピーの一種)などの心理療法や、クラニオセイクラルバイオダイナミクス
・イメージから自律神経にアプローチする
…イメージワーク、イメージ療法 など
こうして並べてみると、クラニオバイオは方法によって、関連箇所からも司令塔からも、そして感覚を通してもアプローチできる、“多入口型”のワークです。
セッション中、「全身がやすらぎと安心感に包まれる」ような感覚になるのは、多くの場合、末梢(皮膚や筋肉など)へのやさしいタッチを入り口に、そこから立ち上がるからだの感覚を通して、自律神経が整ってきているサイン。
一方、頭部にそっと触れているうちに、「頭がスッキリしてきた」「思考が静かになった」と感じる方もいらっしゃいます。これは、脳や自律神経の中枢が、落ち着きやすい状態になってきているからだと推測します。直接「脳を操作する」のではなく、頭部まわりの緊張がゆるんだ結果として、脳が休みやすい環境が整った、とイメージしていただくといいかもしれません。
このように、クラニオバイオには、自律神経に働きかけるための「入口」がいくつもあり、その人の状態やその日のコンディションに合わせて、自然に適したルートが選ばれていくようなワークだと言えます。
(2)「整え方」を決めすぎず、からだに任せるスタイル
自律神経の調整をうたう施術では、多くの場合、まず問診やヒアリングを行い、「交感神経が強く出ているから、ここを押して鎮めよう」「副交感神経を優位にするために、このポイントをゆるめよう」といった“戦略”をセラピスト側が組み立てます。これはこれで、とても的確で役に立つアプローチです。
クラニオバイオはというと、「自律神経をどのペースで、どんな順番で整えるか」という主導権は、クライアントさんのからだ側にお渡しする考え方。
そもそもクラニオバイオは、「自己治癒力・自己調整力を引き出す」ことを目的にしたワークです。セラピストが外側から“整える”というよりは、からだが自分でバランスを取り戻しやすい環境をつくり、「では、どう整えたい?」と静かに問いかけていきます。
このスタイルには、いくつかの利点があります。
自分では気づいていない自律神経の乱れ(無意識のクセ)にも、からだが自動的に働きかけてくれること。
「自分のからだが自分で整う」という経験をくり返すことで、からだにとっての“教育と学習”にもなること。
多くの場合、とても穏やかなプロセスで進むので、いわゆる“もみ返し”のような強い反動は出にくい印象があること。
まとめると、「自律神経を整えたい」と考えている方の中で、とくにクラニオバイオをおすすめしたいのは、
・慢性的な自律神経の不調(不眠・だるさ・緊張しやすさなど)で長くお悩みの方
・部分的な症状だけでなく、“全体をまるごと”くまなく整えていきたい方
・強い刺激やバキバキ系のアプローチが苦手な方、繊細さ・感受性の強さを自覚している方
といったタイプの方です。
セッションを思い起こしてあらためて感じたのは、クラニオバイオはとても繊細で、微に入り細に入っていくようなワークだということです。
セッション後は「眠りやすくなった」「からだのリズムが整ってきた気がする」といったお声をいただくことが多いです。
自律神経をなんとかしたいけれど、セルフケアや強めの施術に少し疲れてしまった方。
「やさしく、でも深く、自分のペースで整っていきたい」と感じている方に、クラニオセイクラルバイオダイナミクスのセッションはとてもよく合うと思います。
ご興味ありましたら、どうぞ気軽にセッションを受けにいらしてください。
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