「ネガティブな感情を感じる」「悪夢を見ること」の肯定的な意味。
とあるセラピーを受けてから数日間、悪夢を見ることが続きました。
以前、ヴィパッサナー瞑想を始めたころ、悪夢を見たのと同じ感じ。
「あ〜また来たか…」と気持ち的にはどよーんとしていたのですが、
ふしぎなもので、これが経過するとこころが落ち着き、カラダも楽になります。
ネガティブなものを私たちは否定しがちで、
それを見ないように蓋をしたりしますが、身体のメカニズムからすると
ネガティブなものを感じることは(付け加えるとポジティブなものも)、
心身の健康にとって実に理にかなっているんだよなあ〜と思いました。
わたしたちの感覚器官は、
外の情報を受け取る感覚(いわゆる五感):外受容感覚
内の情報(消化、心拍など)を受け取る感覚:内受容感覚
があります。
他にも固有受容感覚というものもあって、
つまり、そういった感覚が備わっているということは、自分を含め、あらゆる情報を受け取ることが生物として必要なわけです。
なぜ情報が必要かというと、効率的に、合理的に、生き延びるため。
身体はあらゆる情報をキャッチし、それによって身体を環境に適応させます。
情報をキャッチできなかったり、
あるいは情報が間違っている(認知が歪んでいる)と、正しい戦略もが立てられないし、行動もできない。
仏教では教えの一つに「正見」があり、「明晰であれ」と教わります。
悪いものも、良いものも、ありのままに見る。
そうすると、身体がその情報をもとに自動的に自分を調整し始める。
そうしてありのままに見ていると、悪いものも良いものも、もしかしたら区別するものではないかも、と感じたりもする。
ボディワークには「統合」という言葉があって、
「いったい心身を統合させるにはどうしたら?」と以前は悩んでいたのですが、
よくよく考えていたら、常に身体は情報を統合して生き延びているのでした。
なので、ネガティブな感情や悪夢はありのまま受け止めるのがよさそうです。
クラニオセイクラルバイオダイナミクスのセッションでも、
たまに、自分の見たくない感情を感じるクライアントさんがいらっしゃるのですが、
それはそれで必要なプロセスだったりします。
ちなみにわたしは夢をほんとーに毎日のように見るのですが、
日々、自分を統合させているのだと思っています。
